明けましておめでとうございます。
2019年、年号が変わる年のスタートです。
そして、僕にとって70回目のお正月です。
そして、エイム・コンサルツを創業して25年、四半世紀になりました。
そして、大学を卒業して社会人としてスタートしてから48年となりました。
自分自身の人生、生き方を考える年の始めです。
振り返ると、僕のこれまでの人生で最も大きな節目は51歳のときでした。
突然の病に倒れ、生死の境をさまよったときでした。
それまで、健康に恵まれ、ある意味自由奔放に生きていたように思います。
それが、前触れなく病に襲われ、お医者様が家族に「今晩が峠です。」と告げられ、目の前が真っ暗になったと、後に家内が話してくれました。
幸い、悪運強く健康を回復し、今日に至っていますが、自分自身の生き方を見つめ直し、変えるきっかけとなりました。
それが「人の役に立つ仕事をしよう!今を大切にしょう!」です。
あれから18年です。
この間、自分なりにその仕事観、生き方にこだわって参りました。
研修を通じて、様々な企業、多くの人達に出会いました。
おそらく1万人近くの方々に出会い、知り合うことが出来ました。
僕が新入社員の営業マンとして毎日、飛び込み営業をしているときの上司の言葉を忘れることができません。
「寺岡、人は人生で何人くらいの人と言葉を交わし、知り合えると思う?」
「え!恐らく4~5千人くらいじゃないですか?!」と僕。
「普通の人で3千人くらいだそうだ。」
「意外と少ないんですね」と僕。
「そうなんだ。でも営業の仕事をする人は、その10倍、3万人の人に出会い、知り合えるそうだよ」
「へぇ~、すごいですね!」と僕。
「だから飛び込み営業も大変だけど、多くの人に出会い、知り合えるチャンスでもあるんだ」
あれから48年、経っても何故か忘れられない上司の言葉です。
その意味で、僕の仕事は人に出会い、知り合え、そして学び会える仕事なのかもしれません。
振り返ってみると50代は、神様が僕の新しい生き方を気づかしてくれました。
60代は、その生き方を実行しながら新たな自分を見出したように思います。
そして、70代のスタートです。
人の役に立つために一層の自己研鑽に努めると共に、多くの人に出会い、共に学び合いと思います。
僕に対して忘れられないひと言、「人は人生で何人くらいの人と言葉を交わし、知り合えると思う?」と話してくれた上司は既に鬼籍に入っています。
でも、そのひと言は今の僕の仕事につながる言葉です。
僕は仕事だけでなく、旅に出ても、そこで多くの人に出会うことが目的のひとつでもあります。
遠くモロッコで出会った羊飼いの少年、ナポリで美味しい料理をいただいた、同じ歳の人好きなアントニオ、エーゲ海に浮かぶサントリーニの底抜けに明るいディミトリス、アンコールワットの遺跡で出会った片足を地雷で失くしたカンボジアの少年、マレーシアのホテルで知り合ったインドネシアの高校の先生…
2019年、新しい年のスタートです。
様々な課題や問題を抱えている地球です。
日本は平成の時代から新たな時代に移ります。
未来を明るく希望に満ちた世界にするために、「今日を大切に」そして「人の役に立つ」を信条として前に向かって進みます。
そして、これからの10年を「It’s alright to be 70 70代も悪くないなぁ」
と言える僕を目指します。
2019年、元気にスタートです。